試験の思い出
今週のお題「試験の思い出」
私が人生で初めて受けた試験は中学入学試験です。
親に強制されたわけでもなく、なぜか自分から進んで試験を受けようと思い立ったことを覚えています。
私は当時、大して勉強が得意であったわけでもなく、むしろ苦手意識の方が強く、好きでもありませんでした。夏休みの課題としてドリルが出されたりすると、よく答えを丸写しにしていたくらいです。
そんな当時の私(小学6年)はなぜ中学受験をしようと思ったのでしょうか。
はっきりとは覚えていませんが、おそらく、周りにいた勉強ができる友達に憧れたからだと思います。当時の私は、試験を受けることで、形だけでも、頭のいい子たちの輪の中に入りたかったのかもしれません。
この程度の動機ですから、ある程度は勉強をしたものの、試験は不合格でした。
結果は不合格ではありましたが、今思えば、この中学受験という経験が私に与えた影響は、かなり大きかったと思います。
というのも、中学生になってから、勉強に力が入るようになったからです。そして校内試験では常に上位3位以内に入っているほどになりました。さらに、その後の高校入学試験では県でトップの学校に合格することができました。
人生、何がきっかけになるかは、本当にわからないものだと感じます。
しかし、だからこそ、これからも何かにチャレンジする精神を忘れないで生きていきたいと思います。